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「国立大学法人化は失敗だった」 有馬朗人元東大総長・文相の悔恨
https://business.nikkei.com/atcl/gen/19/00158/051900003/
2020-05-21 12:20:01
>法人化するだけでなく、運営費交付金を減らさないことを法律に加えてほしいと言うと、法律にはそんなことは書けませんという答えが返ってきました。
>それならばと、法人化を定めた法律の付帯決議としてつけることになりましたが、結果的にその内容は無視されてしまった。
>大失敗でした。
・行政は官僚の言いなりかと思ったけど、一応大臣は抵抗していたんだな。やはり総理レベルで強行的にやらないとダメなのかもね。
・これは酷い >「先生、またGDPですか」「またお金ですか」と東大出身の財務官僚に言われます
・当時、この問題を知る一般市民はたぶん全員「これやばくね?」と強く思ってた。
・89-93年に東大総長だから大学院重点化で大学の研究環境を改善した人かな
・文科相(当時は文部省?)の官僚の動機が分からんね。財務省でもあるまいし、法人化や補助金減らして何か得られるものがあるのか。天下りするにしたって損な話。推進したい人たちが別にいるのでは
・独法化は小泉改革で国家公務員削減の数字合わせ。総長の権限が強く各大学が独立にトップダウンな戦略をとることが原理的に可能。交付金削減は代わりに競争的資金を増やしますってことだった筈
・#5 文科省にかぎらないけど、各省庁は財務省に財布の紐を握られてるので、大学は金がかかりすぎって会計検査されたら何かアクションせざるを得ない。財務省の節約暴走を止めるのが行政だけど、この時は#6の通り行政も迎合する部分があった。
・#6 #7 なるほど、ありがとう
・#7はまったく嘘なので、ありがとうなんて言わない方が良いと思うけど。#6からの流れで言うなら、小泉は財務省から予算編成の権限を一部奪ってそれまでできなかった緊縮をしたのだし、それ以外の部分も出鱈目ばかり。平気で嘘をつけるタイプなんだろ。
・小泉の時の改革要素で、研究系で一番響いてるのは省庁再編で科技庁が文科省に吸収されたこと。加えて、原子力政策の転換。90年代は縮小傾向。その予算を引き受けていた科技庁が余ったものを基礎研究にシフトした
・記憶を頼りにうるなら、95年くらいで科技庁の原子力予算が5000億。文科省の科研費が全て合わせて1000億未満。科技庁の行き場のない金がERATOとかPRESTOに流れたはず。それでも総額100億行くか行かないかだよ
・ゼロ年代以降は京都議定書で原子力の再評価、あと宇宙方面に流れてる筈
・#9 国立大学法人化の動きは小泉内閣より前から始まっている。最終的に今の形で閣議決定したのは小泉になってからだけど。 https://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/houjin/03052701.htm
・記事読んでないけど大学なんて就職予備校や専門学校と変わらないんだから研究費なんてそんなにいるか?
・#14 本来の大学は学生がいなくても機能する研究機関っつー建前も雲散霧消してるよね
・まぁそのせいですぐに社会に還元出来ない基礎研究に金が回らなくなって、日本の総合的な研究能力がだだ下がりなんだけどね
・多分、#14は教育費と混同している。