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金星探査機「あかつき」の観測により、熱潮汐波の全球構造が初めて明らかに
https://news.mynavi.jp/article/20191210-936060/
2019-12-12 12:49:27
>スーパーローテーションによる東西方向の動きを消し、南北方向の動きに注目した場合、昼側ではこれまで、赤道から高緯度へ向かう流れが確認されていた。夜側では今回、それとは逆に、高緯度から赤道へ向かう流れを観測。これは理論的には予想されていたものの、観測されたのは今回が初めてだという。
>ところで、この複数画像を重ね合わせてノイズを消す手法は、学生が発案したアイデアだったとか。神山研究員は、「研究者は1枚1枚の画像を見る習慣しか無かった。5年間データを見ていて、ずっと欲しいと思っていたデータが、学生の柔軟な発想で実現できた」と喜んだ。
>ただ、今回の観測データは、シミュレーション結果と大きく異なるものだった。風速場は一致しているものの、温度場については、暖かいところと冷たいところが正反対。これは、数値計算モデルに正確なメカニズムが入っていないことを意味しており、今後、観測結果に合うよう、改善していく必要があるだろう。
偉いぞ学生
・連写画像の合成で夜景も明るく撮れる みたいな? https://news.mynavi.jp/photo/article/20191210-936060/images/012l.jpg
・重ね合わせの技法は小惑星発見や銀河系中心のブラックホール観測にも応用されている。宇宙観測ではよく使われるようだ。