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「趣味の歴史修正主義」を憂う 大木毅 / 現代史家
https://synodos.jp/society/23075
2019-11-19 05:36:06
>10 年ほど前から、各種の雑誌で新しい知見を紹介し、単行本にまとめて出版する、あるいは、欧米の重要な文献を訳出する作業を繰り返してきた。そのあいだに、いわゆる戦史・軍事史マニア、サバイバルゲームや軍装マニアの愛好家と接する機会を得るようになった。そのうち、複数の人物から聞かされた話がある。彼らの趣味の世界では、古参に属する世代、年齢的には五十代後半以上の人々から、新しい第二次世界大戦像など受け入れる必要はない、自分たちの理解に従っていればよいと強要されるというのだ。
>そのような古参のいう「自分たちの理解」とは、おおむねディヴィッド・アーヴィング(David Irving)やパウル・カレル(Paul Carell)の著作によって形成されたものである。アーヴィングに関しては、映画『否定と肯定』(原題 はDenial。2016 年公開)で、日本でもその実体がよく知られたことと思う。ホロコースト否定論者にして、ネオナチのイデオローグである著述家だ。(中略)パウル・カレルは、1950 年代末から60 年代にかけて、『砂漠のキツネ』や『バルバロッサ作戦』など、当時の西ドイツで100 万部単位のベストセラーとなり、数か国語に訳された作品をものした戦記作家である。(中略)彼の正体は、ナチ時代に若きエリートとして外務省報道局長を務め、親衛隊の将校でもあったパウル・シュミット(Paul Schmidt)だったのだ。
今ではまともに扱われてないシロモノをミリオタの古参が有り難がり、若手に押し付けてると。『若いマニアに知識で追い抜かれた旧世代は、趣味の世界における自らの権威を守るために、カレルやアーヴィングの主張にしがみついているということのようだ。』酷い。
・同じ構図なら実利益と結びついてる分アカの方がよほど酷いわけだが。
・実も蓋も無い事実より心地好い嘘が好まれる傾向は年代を問わないと思うけどね。
・昔から自分が若い頃に得た知識から情報を更新しない老害はどこにでも発生するよね
・思想的な事のように書かれてるが、単に「若い頃に知った情報を上書きできないオッサン」の話じゃなかろうか
・どこの業界にもいるよ。年寄りは日教組の教育が叩き込まれてる世代がいるから、未だに上書きできずにそこで止まっている人はザラに居る。そっちはもう変えようがないから、あーはいはいと流すしか無い
・オタク選民思想はどのジャンルでもある問題
・年齢で分けたら
・#4 いまだに「ティーゲル」「パンテル」表記の人とか、ちょっとうわぁってなる
・そこからちょい進めて「ファイエル」と言う。
・どうせ客観的事実よりも声の大きさとか立ち位置とかバックに誰が居るかで社会的正しさが決まるので自分の好きな説を採用したらいいよ。真実で飯が食える訳じゃあるまい。
・こういうやつがネットで平然と嘘をがなり立てるんだろうな
・結局『歴史は勝者が作る』物でしかないからね。まともに調べていくと「何で此方が過大評価されて彼方は無かった事になってんの?」みたいな事だらけで……
・#10 12これの場合は元ナチの書いた仮想小説を信じてる馬鹿がいる、なんでちょっと違うのでは?明らかにアウトと分かってる物を信奉してるのがまだいる、程度の話なんだし。
・関連したtweet http://archive.is/Dj3eP
・タラコの「嘘を嘘と見抜けない人は」だろ
・#9 通ならフォイアだろ。