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電子が凍るモット絶縁体を「溶かす」方法を新発見
https://bp-affairs.com/news/2017/12/20171205-6165.html
2017-12-06 18:57:03
京都大学は、ルテニウム酸化物のモット絶縁体に元素置換や高圧より簡便な方法として電流を流すことで、磁場をはねのける巨大反磁性が現れることを発見した。互いに身動きが取れず凍った電子を、その絶縁体の一部の元素の入れ替えや高圧環境に置くことで「溶かす」と、電子同士の結びつきの強い「強相関金属」となり、高温超伝導や超巨大磁気抵抗といった新しい性質が生まれる。米澤進吾 理学研究科助教、前野悦輝 同教授、チャンチャル・ソウ 日本学術振興会外国人特別研究員、北村想太 ドイツ・マックスプランク研究所博士研究員、岡隆史 同グループリーダー、黒木和彦 大阪大学教授、中村文彦 久留米工業大学教授らの研究グループが成功。関連◇
・これ「融かす」じゃなくて?・物性はホンマ強いわ。日本。地味だけど、就職先困らんし・半導体的な物が作れるんかね? >電流を流すだけでモット絶縁体の電気的・磁気的性質を大きく変化させることができた