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不可能とされた名刀の地紋再現に成功 奈良・吉野の刀匠、刀剣界最高賞を受賞
http://sankei.jp.msn.com/west/west_life/news/140613/wlf14061310520006-n1.htm
2014-06-14 16:28:10
>「映り」は、刀の強度を高めるための特殊な熱処理で発生する、鎌倉から室町時代の名刀にみられた地紋。江戸時代以降には絶え、現代の日本刀の材料「玉鋼(たまはがね)」では、再現不可能とされていた。
>河内さんは、「正宗」や「一文字」など名刀を産出した鎌倉時代の古来の鍛冶作業にこだわり、約40年来の研究や経験を基に、「映り」の再現メカニズム解明に成功。ほぼ100%の確率で映しを再現できるようなったという。6月10日に開幕した日本美術刀剣保存協会主催の「新作名刀展」に長さ77センチの大刀「國平河内守國助(くにひらかわちのかみくにすけ)」を出品。「該当なし」が続いた正宗賞の太刀で、18年ぶりの受賞者となった。
・おっさんの写真より、再現した地紋の写真が欲しかったが。参考http://annex2ahouse.blogspot.jp/2014/06/blog-post_3406.html
・同意。現代だと地紋は無地、板目、杢目(もくめ)、柾目(まさめ)、綾杉で5種と言われてるが、それ以外にもあるんだろうか。
・でもこの人の技術も伝わらずに失われちゃうのかなあ。継ぐ人が出てくると良いのだが。
・ロストテクノロジーがロストでなくなったのか。凄いな。
・再現したのは「映り」の方ではないかな?焼き戻しで映りを出すって技法があったけどそれとは違う方法なのかな…
・調べてみた。「「焼き戻しで映りを出す技法」は古刀の備前刀で行われたと言われる技法であり、それにしても「ではないか」という推測の範囲を出ない。「映り」が何故発生するかも突き止められておらず、偶然の所産としか表現できない。陶器の世界に通じるものでもある。」だそうな。
・加えて「備前刀が焼き戻しを行ったのは映りの為ではなく、ままでは刃質が硬すぎると考えられ、粘りを与える為の工程であったと思われる」だそうです。