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胃癌は細胞の“iPS化”で発症か
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=00020121102003
2012-11-04 22:45:18
>ピロリ菌の感染した胃に腸の細胞が現れる前癌病変は、人工多能性幹細胞(iPS細胞)でみられる細胞の「初期化」(リプログラミング)によって引き起こされる病的な細胞分化であることが、東京大学大学院医学系研究科の畠山昌則教授らの研究で分かった。
>胃がんの種類の中で大部分を占める「分化型胃がん」は、胃の粘膜の中に腸(多くは小腸)の細胞が出現する「腸上皮化生(ちょうじょうひかせい)」を前癌病変として発症するとされる。
これうまく行ったら胃がんの治療だけじゃなく人工的に腸が作れそう
・癌は、細胞が分化性を失って先祖がえり的に発症するということは、仮説としては昔からあると思う。記事しか読んでないけど、主たる部分が「CDX1の下流にiPSのマーカーと腸細胞の蛋白が発現していること」であれば、胃癌の治療に直接結びつくものではない様子。人工的な腸はiPSで将来的には作成可能だろうけど、今回の話とはまた別の話かな。