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「カロリーベース」という幻想を捨てれば日本の農業はハイテク産業になる
http://www.newsweekjapan.jp/column/ikeda/2011/11/post-412.php
2011-11-18 20:52:44
>では、オランダの食料自給率はどうなっているだろうか。こういう比較は無意味なのでWTO(世界貿易機関)などは認めていないが、農水省のデータによると、オランダの自給率(カロリーベース)は75%と日本よりはるかに高い。
>しかし穀物自給率は16%しかなく、日本(28%)より低い。これは農地を効率的に利用して、土地あたりの収量の少ない穀物をあまり生産していないからだ。
うむ。日本の農業はもっと競争にさらされた方がいい
・定期的に湧いて出てくる手垢のついた話だな。
・うわ、ノブオだった。ニューズウィークだから外人コラムニストと思ったのに…
・ノブオって誰だろうと思ったら、このノブオか
・オランダじゃ原発事故起きてないからね
・関係ないけど、付加価値の高い(価格に占める原材料コストの割合が少ない)製品は通貨高(通貨の過剰評価)の影響を受け易いんだなぁと思った。通貨高のメリットで、原材料が安くなっても恩恵が少ない。
・日本において稲作は文化的な柱に成っているから、そういう点を一切考慮しない経済論みたいなものだけで政治を考えるべきではないと思う。
・ネギやPCや衣料品は文化的な柱じゃないのにコメは文化なの? なんでコメだけ聖域?
・#7 聖域なんじゃない、米によって立つ文化だって事だろ。稲作が定着して田園風景が日本の原風景になったし、封建制は米に依存している。個人の価値観とは別次元で文化に食い込んでいる事実を考えたことはないのか?
・文化を理由に聖域か。日本の着物だって文化だろうに洋服を着てるんだろ。
・これで例えばいい方向に日本のコメ農業が縮小したとして、代わりに入ってくる穀物が他の野菜同様主に中国産になったら怖いなぁ
・#9 ファッションという嗜好品と食料という生きるために必要な物を単純に同列には語れないと思う。それに聖域は悪いことではないけどね。過保護じゃなくていいけど保護は必要。大都市でちょっと雨量が多ければ直ぐに水浸しなんて、地表面が覆われてしまったことが大きな要因でもあるし、治水の視点でも田畑が有効なのは否定できない事実。
・将来貧乏人は中国産しか食えなくなるんじゃないかと思っていたが、意外に早く実現しそう。
・#11治水は田畑の無い地域でもやってきてる。問題ない。食品だってというか食品こそ嗜好品だよ。我々は米を食べることもパンを食べることも選択して生きている。非効率的な産業を守るのに大きなコストを支払うのは無駄だ。競争に晒されて強くなるしか生き延びる道はない。
・#12 俺はオージーのを食うよ
・ああそういう手もあるか。
・#13 無い地域という例外的な話は置いておこうよ。現代まで連綿と続いて文化や宗教観にも基づき定着した方法を変えるのは問題が頻出しそうだと、君にも想像できると思う。で、食品は嗜好品だと言っても差し支えないけど、そういうレベルの話じゃなくて。地域と気候、日本という地勢に合致する食物という観点から語った方が有意義だと思う。
・あと、「競争に晒されれば強くなる」だけど、結果を出発点にするより人間の生活に重要な、結果に至るための過程に重きを置いた方がいいと思う。競争にはルールが必要(無思慮に開放では盗人が得する)。そのルールも、日本人が有利になるルールでないと。少なくとも日本以外の国では当然自国有利にするよう画策してるのだから。
・戦争の時に米しか食うものがなくなったら、まず負けるわ。兵糧馬鹿にしすぎ、食を馬鹿にしすぎ、物を知らなすぎ。
・#16 何も米食文化を止めましょうとかどうでもいいとか言ってるわけじゃないんだけども。米に関しても競争力を付けなければならないねと。競争の過程で零細は淘汰され、高効率、高品質な農家だけが生き残るだろう。それは文化の消滅を意味しない。そして、海外に打って出てる農家も出始めてる。これを国が強く支援するといいね。
・#19 日本の食と文化に根ざす稲作等の地勢に合致した1次産業は、残念ながら他国との競争力は望めない。何しろ生産規模と生産方法が違うしね。だから開放というか流入を受け入れるにしても、ある程度の保護は必要になると思う。数百年後、地域文化が緩やかに変遷したと言えるくらいがいいな。
・それはTTP参加による零細の企業や農家がいきなりで強い競争に晒されて飢餓に陥るような結果の淘汰じゃなく、収入のより高い方へと自主的な職種換えが望ましい。急激な経済失墜と続く低迷を更に延長させない政治が必要。それはTPP不参加の方が利に適うと俺は判断してる。最後に文化というのは大都市圏のそれと同様に、人、ある程度の頭数が無いと存続し得ない。
・米は連作しても土地が痩せにくいという特性を持ってるからな。稲作用の土地を「高付加価値農産物」に大量に転用したらどうなる事やら。
・#20 安売り競争では勝てないけど、日本の米は高品質で売るものでしょう。日本産の米は台湾や香港に輸出されて富裕層の支持を得てますよ。競争力が望めないとかおかしなはなし。
・#23 それも放射能汚染でどう評価が変わるかだね。外国の富裕層が、原発事故が起きたばかりの国の農産物を高値で買うのか?という。
・#21 職種換えなんて農家の人たちは一部を除いて望んでないじゃん。だから戦後60年経ってもこんな状況なんだろ? #18 世界を敵に回して、とかいう状況でもない限りありえなくないか?世界的な天候不良とかのほうがまだ現実的
・米文化を他に変えれば良いという人は、稲作文化故に数千年かけて育んできた精神性や気候風土に対する受け止め方も急激に変わるとでも思ってるのか?一律に都市化するとか言うのは角栄が始めた馬鹿な政策の一つだぞ。
・#26 都市化しろなんて誰か言ってるか?米一辺倒を見直したらどうかって話でしょ
・今は米の消費がどんどん落ち込んで減反やってる時代だよ。政府が米を食べましょうと言っても消費する人口も減っていくし国内だけを見たら完全に頭打ちで稲作文化の縮小は免れない。リスクを負ってでも成長産業への転換を図るべきだ。政府が米の輸出を後押しするなら減反する必要も無いかもしれない。国内で頭打ちの産業は外に出るしか生き延びる道は無い。
・従事者に高齢者の多い産業で外に出ろと言われても対応できる人は限られてる。#24の問題もある。農業政策を変えないといけないのは確かだろうけど、TPP参加はその中でも最悪に近い手だと思う。
・#29 外に出ろの意味がちょっとわからないけど、高齢者だから高付加価値の農産物作れないって決めつけるのはちょっと本人たちを侮ってるような。
・#29 それは対応できる人にどんどんやらせればいい。残酷だが利益を生まない人に税金を投入すべきじゃない。利益を生む可能性のある人に投資すべきだ。米農家だけ特別待遇する理由は無い。下請けとして生き延びる方法もあるとも思うけどね。放射能は国内で消費する米も検査している。
・「むしろ休耕地も全解放してじゃんじゃん作ればコストも下がるし輸出もできていいんじゃないか?」http://business.nikkeibp.co.jp/article/report/20111104/223603/?rt=nocnt http://blog.goo.ne.jp/syokujikyouiku/e/a13e7d2ed042378ea3081f8458dfeed0
・#30 高齢農業従事者がみんな今まで作った事のない作物を、それも海外で高値で売れるほどの品質で作れるというのなら、確かに高齢農業従事者を侮っていた。素人考えだと、地域や土壌によって向き不向きもあるのではと思うんだけど、それは大丈夫なのだろうか。
・#31 それはTPP関係なくやって行かなきゃならない事だよね。後継者問題もあるし。それでも現時点でTPPのような協定を結ぶのは悪手だと思うな。それくらいの事をしないと変われない、というのもわかるんだけど。
・#34 農業政策の改革が進むのかっていったら、そんな目処全く立ってないよね。だって、当の農家(というか米農家)がそんな事望んでないもの。あと何十年待っても現状からたいして変わらんよ。キノコやもやしはずいぶん大規模化が進んだけどね
・#35 望んでないんじゃなくて、望んでも出来ないが正しい。農地を買うには農業委員会の許可が要るし、金が掛かる。袖の下も要る。農家は動けなくなっても農地があれば補助がでる故値段が安く土地を手放したくなくなってる。山林を買っても農地に出来ない金が掛かる。幹線路の隣にあっても許可が無きゃ宅地に出来ない売れないから資金調達も難しい。
・#36 いや、だから改革を望んでるのか望んでないのか、全体としての多数意見はどっちなんですか。この辺は地方に重点配分されてる一票の格差が解消されないことにはどうにもならない気がする by#35
・#37 何時の改革そうだけど、良い方向へ進む改革なら良し、悪い方向は不可。そういう意味では100%改革を望んでる。良い方向へ進めたいけど進められないから「望んでも出来ない」。 何であれ何でも改革万歳なんていってる奴はアホだよ。
・#38 なんか面倒な問答だな…。土地の売り買いの規制が緩和されたり、企業が参入したりを望んでるってこと?それともそれは悪い改革?
・#39 >なんか面倒な問答だな すまんかった。忘れて。
・#33 別に輸出が前提でなくてもいいじゃないかな?こんなニュースも>コメ「高くても国産」89%…読売新聞世論調査http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20111119-OYT1T00835.htm
・#39 売り買いの規制? いい値段で売れるなら売りたい人が多いだろうね。ただそういう売れる土地というのはバブルの頃に色んな手法で地目を変えて売ってるから。残ってるのは商業的・住宅的価値のない、もちろん集積して大規模農場化なんて無理なところが殆どだろうね。
・で、企業の参入なんて望む望まぬに関わらず、農家がどうこう言っても影響力はない。票を持ってるとしても、過疎化・農業人口減少で票より企業からの献金を前に農家は無視されるだろう。それに農民の票を尊ぶ政治家は企業より農民を選んでるのではなく、その選挙区に献金をする企業が無いから農民の方を見てるだけ。
・あと企業が農業してそんなに儲けられるなら、かつて地上げあったように制度の抜け穴を探してでも農業するよ。現状農業をする企業が少ないのは障壁はもちろんあるけど、それを乗り越えるに値する利益が望めないからだと思うけどなぁ。
・#44 ふーむ。そうなのかなぁ。