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バブル崩壊で多くの企業が「借金拒絶症」に・・リチャード・クー氏が景気回復遅延の原因を指摘
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20100716/350383/
2010-07-17 08:43:46
しかし自分だけ借りても資金の突っ込み先がない・・・
・単にデフレだと実質金利は高いから投資回収が難しいというだけの事で、個々の企業にとってはそれで合理的。クー氏も合成の誤謬と言ってるのでそのあたりの事を言いたいんだと思うが、記者がいまいちわかってないのではと思える記事。
・タイトル改変してあるから、これが主要な問題点として論じているかのように思ってしまったが、読んでみたら全て妥当な話だった。しかし、日本に米国を真似する気があるかね。
・バブル崩壊後に投資を控えた理由は、バブル期の設備投資が過剰だったから。金融自由化で企業が海外から直接、資金調達できるようになって、さらに円高のため借りた金より返す金が少なくなるというマイナス金利なんてのもあって、資金調達しまくり、設備投資しまくった。それが過剰だったせい。
・お蔭で企業内留保の合計額が何百兆円規模で積み重なっている現状。それでもリストラや投資削減を進め、従業員にも企業にもよろしくない悪循環。
・すべての企業が黒字化最優先経営を始めたら何だって価格の叩き合い、人件費の削り合いになっちゃうからね
・企業が業績をあげても、給料を上げずに株主へ返還しはじめたのが元凶。リーマンショック前には、バブル期よりも配当金が多い会社が多数あったが、給与水準は比例していなかった。
・株主云々はアメリカが普通に上がっているのを見ると・・・。と言うか、G7で賃金が上がらない所か、下がっちゃってる国って日本しかない訳で、それって同じく日本のみが陥っているデフレの影響がでかいんじゃね?と思ってしまう。物価と雇用者報酬の変化率 http://d.hatena.ne.jp/nyanko-wonderful/20091113/p1
・それはデフレと言うより為替相場の問題だろう。製造業やサービス業でも新興国の追い上げが激しい時代なのに、円高過ぎるんだよ。