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日本政府が借金を減らしてしまうと預金まで減ってしまう事が判明。預金が減るのが心配なら政府の負債を増やすべき
http://mp-j.jp/modules/d3blog/details.php?bid=104
2010-05-08 19:44:27
最近、ようやくテレビなどでも負債:資産の話の入り口程度の議論を見かけるようにはなってきたな。
「国の借金は即財政破綻」だけだった去年から比べるとこれでも進歩したと思うわ。
・これに出てくるグラフは新円切替のドサクサ反映させてるようには見えないが
・「政府は支出を増やす必要性が減り」→「自然に健全化」の間にものすごくギャップがあるのに、なんて楽観的なんだと呆れた。この間まで、戦後2番目に長い景気回復とか言っていたのに国債残高が減っていないことをどう考えているんだろう。
・#2 輸出産業を中心に業績は好調だったけど、別に借り入れが増えたわけじゃないから。
・リンク先は何に対して反論してんのかいまいち分かんない。UFJのレポートって要するに高齢化で引退した世代が貯蓄削って生活するから貯蓄不足になって資本収支黒字の国になっていくよっていう普通のこと書いてあるだけでしょ。
・「資金余剰が無くなると、国債の国内消化がままならなくなり、国債の海外保有割合が多くなると金利が上昇するので財政再建が必要」って部分じゃね? > 反論
・10年20年後、海外に国債買ってもらうくらい国内の貯蓄が減ってる頃なら無駄に財政出そうとしたら金利上がっちゃうから否が応でも財政絞らざるを得なくなるでしょ。今みたいに金利を気にせずに財政出せて景気もよくなるっていう状況じゃなくなってるんだから。
・そんな必要も心配もまったくなく、自然に財政は楽になるから無問題なわけだが。理由はこれまで何度も何度も説明したとおり。
・そう言う意見に対し、「預金が減るから政府の負債を増やせない、ということではありません。順序、因果関係が逆です。 」と反論している記事かと。> #6
・政府が借金増やすことで貯蓄は増え続けるから国債の消化も永遠に国内の貯蓄で賄えるってこと?
・#9 もちろんいきなり1000兆円の国債発行とかやったらそれは無理。でも日本の場合は多少の札割れ出るくらいが良いのかもしれない。
・永遠に賄えるとかどういう発想だよ。これがゆとり教育の恐ろしさか
・要は民間の金が回らない(資金余剰状態)から、政府が国債で民間の金を集めて、それを配って経済を回しているんだから、資金余剰状態が解消(民間の金が回る)されれば、政府がわざわざ金を集めて回す必要性も無くなり、自然に健全化するよ、と言うお話かと。負債とか借入って単語は無条件でネガティブな印象を与えるけど、必ずしもそうじゃない、と。
・アメリカとかも昔は国内で国債消化してたのになんで海外にも買って貰うようになったん?わざわざ海外に売らなくても国内の貯蓄で回せる時代に政府の負債増やして貯蓄増やして国内で消化し続けていればよかったじゃん。
・冷戦構造があったからじゃね?アメリカは西側諸国を、ソ連は東側をそれぞれ買い支える必要があって、ソ連は債務不履行に陥ったとか
・こう考える。「資金余剰状態が解消」どころか、それを超えて「資金不足状態」になったとする。すると、閉じた経済の場合は、ぐぐぐいっと金利が上がる。しかし、資本市場があるんで、海外からの資金で不足を満たした、と。
・資金不足になる前に政府が負債を増やすことで預金を増やせばいいんじゃね?「順序、因果関係が逆」なんだから
・正直うさんくさいのだが(預金総額の内訳を検討して実際に国債購入に動員できる金額を見なきゃならんのじゃないの?)、自分は別に経済ジャーナリストでもなし時間と労力割いて検討して「やっぱり日本やばいよ」って結論得ても不安を煽るだけで良い事ないと思うと思考がストップする。
・「大丈夫だ~」と言われて安心するほど、お気楽でもいられないんじゃないの。
・なんか、納得する部分はあるが細かくはつっこみどころも結構ある論に見える。借金してる企業が「借金も資産」って銀行に言われてるようなモンで、結局は自転車操業でしょ? 現実経済と乖離した経済学者の言葉で50年後も、その時の時代をあの言葉は良く表してたね、っていうのはない。半分だけ参考にしとく。
・「資金余剰状態が解消」が解消されたら、国民は国債を買わなくなる、と言うのがUFJレポートで、それの何があかんの?と言うのが記事な訳。「景気の良いとき、経済成長が著しいとき、というのはこのように国全体の負債が急激に増える(主に民間の負債が増える)ものなのです」 > #16
・資金余剰状態は解消されないんじゃない?政府が負債を増やすと預金が増えるように、民間企業が負債を増やしても誰かの資産が増える訳じゃん。政府であれ民間であれ負債を増やせば預金が増えるから負債を増やせなくなる事はないじゃん。
・#21 誰が無条件に貸すの?
・「政府が増やした負債で増えた預金」が集まった銀行がまた貸せばいいじゃん
・「政府が負債を増やすと預金が増える」じゃなくて、資金余剰になると政府の負債が増える。
・じゃあやっぱり高齢化で貯蓄切り崩して生活しる層が増えたら資金余剰が減って政府の負債増やしにくくなるじゃん。
・資金余剰が解消されれば、政府の負債は減る。増やす必要がなくなるから。
・減らせればいいけど高齢化で年金負担と医療費は増える一方でさらに利払いまで増えて、民間が資金欲しがってる状況で減らせる余地なかったらすぐ金利上がっちゃうじゃん。
・日本は近い将来、海外から借金する国になるんだよね。今のアメリカみたいに。じゃあUFJのレポートのとおりじゃん。その頃には金利の上がりやすい環境になってるから財政の無駄使いも減らさなきゃいけないくなるっておかしいの?
・デフレで資金需要が足りない時は代わりに「政府が負債を増やさないと貯蓄が減る形でバランスする」というのと、「海外から借金しなければいけないほど国内の資金需要が逼迫してる時には財政増やすとすぐ金利が上がってクラウディングアウト起こすから無駄を削らないといけない」っていうのは相反する事ではないと思うんだわ
・記事から引用すると「それ(企業が借入を増やす)は、端的には景気が良くなることを意味します。そうなれば、政府は支出を増やす必要性が減りますし、税収も増えることになるのですから、財政は自然に「健全化」することになりましょう。国内消化とか財政破綻とかを心配する必要性は相当に減っているはずです。 」ですね。
・(続き)基本的にはUFJのリポートではなく、援用するであろう財政再建優先派への反論になっていると思います。前者に関しては「(企業が借入を増やすと)国債の国内消化構造に対してはネガティブな要因となろう。」と言う記述に対し、そもそもそうなれば「国内消化とか財政破綻とかを心配する必要性は相当に減っているはず」と返しています。反論ではないですね。