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[中央大学]ぶつけた速度よりも速く跳ね返る“常識破り”のボールを作れる可能性
http://www.tokyo-np.co.jp/article/technology/science/CK2009042802000124.html
2009-04-30 18:59:10
永久機関はたぶん無理
・熱としての分子や原子の振動を制御して運動エネルギーに変換できるようになったら、それ以前にあらゆる物体の熱を制御できるイカれた技術が出来ているのでは。それに必要なエネルギーがどれだになるかは知らないが。
・マクスウェルの悪魔?
・机上の、というかコンピューター内の空論って気がする。
・だーかーらー 別に永久機関でも何でもないじゃん。なんでいつもそうやって曲解しようとするんだ
・[ ]_<カタメヒャー
・かなり特殊な条件がそろってはじめて起きそうなのに、5%の確率で再現できる現象って、実験に使った壁やボールをきちんと調べたほうがいいんじゃ。
・違うよ。5%の確率で再現されるんじゃなくて全体の5%しか起きないから熱法則に反しないんだ。
・#2 たまたま分子速度が速くなったものだけ抜き出して見ている(語っている)という意味でまさにマクスウェルの悪魔だね。
・#7 別に熱法則に反するとか反さないとかいう話ではないんだが、原子の動きが反発する瞬間に1割も速度を上げるほど同期するなんて状況を投げた回数の5%もおきるなんてかなりの高確率だと思うって話
・要するに、原子の動きを人為的に操作する必要があるのだから、「常識破りのボール」は永久機関ではなく、エネルギーを消費するごく普通の物理的な現象なんだろう。つまり手で強く床に叩き付けるのと同じ。
・「ごく普通の物理現象」はそうだけど、別に手とか外からの力で加速しているわけではない。バネに伸び縮み振動を与えてから壁にぶつけてやると、バネが伸びるときに壁にぶつかれば速さが速くなって跳ね返ってくるという、ごくありふれた現象を小難しく言ってるだけ。
・エネルギーが熱になって逃げてしまうのが問題で、熱にせず効率良くするには原子レベルで挙動を操作しないとならない。でもその為には恐らく外部からエネルギーを使って弄らないとならないし、仮に効率的に優れるにしても、結局+αのエネルギーを与えるのは叩き付けるのと変わらない。そんな凄い挙動をする材質が開発されたら話は別だが。
・ばらばらに振動することを熱運動と呼ぶわけだから、あくまで熱運動にこだわるなら原子数を多くした時点で振動の向きがそろう確率が壊滅的に低下、熱運動にこだわらないなら#11に書いたように現実世界でバネを壁にぶつけるのと一緒。ってことで非常につまらない研究結果に思える。
・別につまらない研究結果ではないだろう。今まで「極普通にこうした現象が起こる」とは特に誰も考えていなかったわけだから、コロンブスの卵みたいなものだ。原理だけ聞いて「ああそりゃありうるだろ」っていうのは簡単。
・振動する物体を壁にぶつける話は大学院試験で普通に出てたけどなあ。こういう言い方が新しいのはその通りだけどさ。
・MDなんて既知の現象がどれくらいの条件でどれくらい起きるかを計算するものであって研究ではないんだから、そう厳しい見方をするな。大学も予算獲得のために大変なんだし…
・これまでみんなが気がついていなかったことを発見するのは優れた研究。しかも、その理由を誰にでも自明と思える形で説明できるのはより優れた研究。専門家が驚いている研究成果が素人に自明だと思えることはしばしばあるけど、それは単に先行研究に関する知識が無いために驚きの方を共有できていないからなので、そういうことをあまりでかい声で言わない方が良い。
・>これまでみんなが気がついていなかったこと ぜんぜん違う。気体分子が衝突のたびに速度を変える(=速くもなれば遅くもなる)のは熱力学の基本中の基本だよ。今回の発表はそれが「700個の原子という条件で何%起こるかを計算した」というもので、驚いてる専門家ってのもシミュレーション屋さんだけって話。