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李白の詩、日中でなぜ違う 中国出身の中学生が謎解き
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2009012601000035.html
2009-01-26 17:32:19
>河北省から来日した中学3年相木将希さん(16)は国語の資料集を見て、自分が覚えている詩と違うのに気付いた。
>インターネットで調べたり、中国の研究者に手紙で問い合わせたりした結果、
>日本の表記は李白が詠んだオリジナルで、中国の表記は詩が大衆化した明代以降、分かりやすく書き換えられたことが分かった。
・こういう記事が中日や朝日、東京あたりから出るとどうにも胡散臭く見えちゃうけど、疑問点を正しく理解しようと努力するこの中学生は偉いね。「間違ってるのは日本」ってすぐに言い出す隣の国みたいなのがあるから中国のこの学生が相対的にすごくよく見える。絶対的な基準でも上の方だけどね
・漢詩はいいねえ。ていうか「分かりやすく書き換え」ってとんでもねえことしやがるなあ。こういうくっだらない「良かれと思って」をするカスってどこの時代のどこの国にもいるんだねえ。
・分かりやすく書きかえってのはどの国でもやることだろうけど。オリジナルがあるが分かりやすく変更した、という事が認識され無いこともあるから注意したいね
・「どの国でもやることだろうけど。」っていうのは、俺が「こんなくだらないことするの中国だけだねえ」とでも言ってない限り噛みあわないレスじゃないの?
・識字率が異常に高い日本だから「とんでもない」かもしれないが、大衆の多くがその漢詩が詠われた背景と意味を理解することが難しい状況で、改変者が芸術を広めようとしたのである、という可能性もあるわけだし、そう簡単にカスとか罵るのは控えた方がよいよ。
・改変された詩が政治的に利用されたりしてるのであれば(政権や皇族終焉の予言など)しょうもないかもしれないが、教化のための改編をぶった切ってカス呼ばわりするのは突っ込まれても仕方が無い。
・#4 予防線をはったつもりだったのですが。すごい言いがかりなのですけども。
・著作物の大切さを知る現代でさえ、色んな都合で作品の内容は変えられるからね。日本でもね。分かりやすさの追求ならまだいいんじゃないの?
・#6 日本で春の小川の歌詞を改作してるのと同じで愚劣だと思う。教化したいなら、理解できるように基礎知力を高めてオリジナルを読ませるべき。教化のための改編の結果がこの様で、ちゃんと字を読める中学生がオリジナルの李白を知られないでいる。
・#5やった奴が悪意やおふざけでやったなんて思ってないし書いてもないだろう。「可能性もあるわけだし」じゃなくてそういう意図で良かれと思ってやったんだと思ってるよ。そのうえで、その行動がくだらなくてカスだと言っている。犯罪的だと思う。反論はウェルカムだけど言ってることは理解してから反論して欲しいなあ。
・興味を持った上でやる気のある子は素直に凄い
・>その行動がくだらなくてカスだと言っている。 可能性があることを理解したうえでカスといってるのであれば、もっと酷いじゃん。 #8,#9とypvdyuとの違いは自分で分ってる?
・#6 教化のため、善意でやってるから悪質だと罵ってんだ。悪意や焚書目的でやったことなら俺にはどうでもいい。それが悪いことぐらい今更罵らなくたってみんな了解してるから。 よく勉強した奴にしかわからないレベルならそれはしょうがないのであって、そのレベルが理解できる人間を増やすのが教育だろう。詩の方を馬鹿向けに貶めるのは犯罪的な本末転倒だ。
・#12 お前は心底人の話の読解が出来ないんだな。可能性があることを理解、じゃなくてほぼ100%そうだと思ってるしだからこそカスといってるんだよ。俺が「カスが悪ふざけで改変しやがった!」と言ってるなら「教化のため、善意で改変した可能性があるのにカスはないだろう」って反論が成り立つが。
・そんなこと言ってたら海外の文学なんかも原著以外全部認めないって話になっちゃうだろ。完全にオリジナルを抹消しているのならともかく、興味を持った人間が調べれば可能なレベルの改変なんてそんなムキになることじゃないんじゃないか?
・文化とか伝統とか人の著作物とか、多くの人に認められてきた価値のあるものを、こうやって個人や少人数の馬鹿が浅知恵で「よかれと思って」無用な手を加えたり改変したりするのは本当に許しがたいと思うよ。ままあることだけど。本人達は心底いいことしたつもりなのがまたイライラする。そういう馬鹿はまた大抵の場合元のものの価値すらきちんと理解できてない。
・>「研究者でも知らない人がいるのに、中学生でよく気付いた」と感心している。 そもそも改変されたと言う事実を知らなければこれを調べようとするはずも無いわけで。
・#15 原作者と訳者を乗せれば、オリジナルがあることが誰でもわかる。この李白は改編したこと自体知られていなくて事実上オリジナル抹消状態。中国人が日本に来て研究者にも訊いてようやくわかった。調べるのハードルが無意味に高すぎ。
・#15 この学生は本国で慣れ親しんでたものが改変お子様向け版だなんて承知してなかったじゃない。研究者でも知らない人がいるレベルだと。これなんか完全に改変に食われて元が廃れちゃってる状態だと思うが、こんなリスクに見合う価値がこの改変に本当にあるか?長いもののダイジェストならまだしも数文字を変えて深い趣を馬鹿向けにしてしまうこんな改変に。
・分り易くすることと、元のものを蔑ろにするのは別の話だろ。 簡略化したもの理解できたなら、さらに難しい原文を持ってきて、本当はこうなんですよ、とレベルアップするのが普通で、今回問題なのは原文とは違うということが忘れ去られたこと。
・そんな極論の理想論を語られてもなぁ。ロゼッタストーンも読めない阿呆に教育のレベルを合わせるべきじゃないとか言ってるのと変わんないよ。中国に限らないけど、改編や訳されたものが後世に残って、原典は散逸なんて本当によくある話でそれだけの話だろうに。
・改変するのがまったくダメ、そんなことやらかす奴はカス。と言い切れるところが理解できない。
・聖書なんか読んだら大変なこったろうね
・つーかさ、昔は写本の複製の時、改変するのは普通よ? そのため複製者の文脈を調べる事が重要で、日本ではその研究が昔から盛んだっただけの話。その点中国は研究ができない時代もあっただけの事かと思うがね。
・(pgjxdk)君は口ぬぐって別の話始める前に、人の話をまるっきり取り違えてトンチンカンに突っかかってきたことについて一言ぐらいなんかないのか。間違ってたよ、ぐらい。それもないなら議論の相手として君の読解力と誠実さには信頼が置けない。
・他にも中国本土より日本に完全なものが残っているものとして有名なのは、漢方薬の体型書とか、ツボなどの医学書なんかもそうだったりする。
・#21 君のほうがよほど極論を述べてると思うけどなあ。ロゼッタストーンとか。俺はとりあえずこの「看」を「明」、「山」を「明」にした改変の話をしてんだが。
・一応ロゼッタストーンの話に付き合うが、「考古学や言語学の知識がない人でもロゼッタストーンが読めるように、石を削って日本語のひらがなで彫り直しましょう、内容も簡単にしましょう」って話だよこういう改変は。
・岩波文庫の新字・新かな変更は? 江戸時代の草書の活字体変更はどうよ?
・#26 そーいえば、漢方薬書を探して中国奥地で見つけたのが、日本で明治時代に編纂されたものでガッカリしたって製薬会社の話があったな。
・散逸した事情と改編した事情を一緒くたに考えてるから、そんなトンチンカンな返答しか出来ないんだな。なるほど。
・伝わっていくうちに自然と変わっていくというのもあるけどねぇ。 伝言ゲームみたいな形で。 つか、日本でも桃太郎とか浦島太郎とかオリジナルと全然違うじゃん
・なんだ幕末でも沸いてんのか?
・水滸伝が日本にしか120回本が残ってなかったという話を思い出した。
・北方謙三がいろいろ継ぎ足して、全く新しい水滸伝を書いてたな。
・まず時代が違い、文化も違うんだから、今の価値観で善悪を論じてもしょうがない。自国の文化が偽物で、オリジナルが国外にあるなんて、まるで台湾と同じ状況で少し笑えるけど。
・オリジナル?日本に入ってきたのは、写本とかで、オリジナルで書かれた書物そのものじゃないだろ。原書を無くしたのはまずいだろうけど、広めるための改変はアリだと思うよ。そんなの文句付けてたら、映画も字幕/吹き替え無しで見ないと。仮にオリジナル無くして、吹き替え版しか残って無くとも、吹き替えを行った人は悪くないよ。
・なんというフルボッコ。
・単に時代が変わって漢字の読みが変わって韻が踏めなくなったから変えただけだよ
・衣干すてふ
・純粋まっすぐ原理主義サヨクくんみたいな視点の人がいたのね
・せっかくのいい話なんだからこれを漢詩に詠んでみたらどうだ
・漢字といえば、中国本土は簡略化した簡体字が普及し、元来の字体である繁体字は今や台灣にしか残っていない。大陸の中国人が昔の漢字を読めなくなっている、と台湾からの留学生が言っていた。
・#30 すでに中国では漢方の体系書は失われいて、今中国で国が管理してる漢方書は明治時代日本が編纂したのが基礎になっている。そのことは中国自身認めているんだよな。だから現代漢方医療は日本発と言う説もある。
・#39 韻というより対句にするためという説が今では主流かと。
・俺もおおむねgnebpvのいっていることと、だいたい同じ意見なんだが。ガキのころ覚えた教科書に載っていた文学を本物と思って大人になったとき、いろいろショッキングだったよ。実際はエログロ小説で。まぁ、少し冷静に書きなさいな。
・ガリバー旅行記を「小人の国で地面に縛り付けられるガリバー」という絵本にして紹介するのは、ガリバー旅行記について理解させるどころか誤解させるだけで何の意味もないよね。そもそも子供向けの絵本にする必要がない。子供に紹介する必要がない。このコメント欄読んで連想したが。
・部分だけ有名になるっつーと「ああ無情」とか「こころ」とかもか。違う所でアニメのTV版と劇場版みたいな。最初から高いハードル越えさせようとするか、部分だけでも触れる機会を作るか、て違いだろ。ダイジェストにはダイジェストの存在意義があると思うんだけど、さすがに元の話題から離れ過ぎてるね。
・#47名作というのは暗喩が含まれていて、子供たちもそれを無意識に感じ取り、代々伝えていくんだと思うよ。
・中国と一口にいっても、民族も文化も時代によってほとんど別モノだろ。
・#48あなたの挙げた例は違うと思うよ。アニメのダイジェストに文句いう気はないし、こころは教科書のことだと思うけど、一部を抜き出してるからといって元のものへの誤解は生じさせないでしょう。何より高校生は明らかにアレが一部抜き出しだと分かって授業を受けてる。 それに授業の尺の都合で一部にしてるだけで、高校生はこころ全編もちゃんと読めば理解できるよ。
・ガリバーの例はそういうのとは違うから挙げたんだよ。ああいう絵本はガリバー旅行記について明らかに勘違いさせる。あの間違った先入観を修正されず大人になる人もいっぱいいる。そもそも高校生のこころと違い、子供にはガリバー旅行記はまだ理解できない。ガリバー旅行記を冒険童話のようにゆがめてまで子供に触れさせる意味はない。
・オリジナルそのものを変えてしまったので昔のコピーだけがオリジナルを伝えている状況と、オリジナルから「○○版」を別に作ることとがごっちゃになってるな。