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お役所ルールとのつき合い方を小型ロケットの新規開発から学ぶ
http://d.hatena.ne.jp/Imamura/20080502/camui
2008-05-07 19:47:00
民間主体に開発がすすめられている新方式ロケットCAMUI
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の開発までにあったお役所ルールの話。
文科省へ申請したら「産学連携の計画は経産省の管轄です」といわれそうなので経産省系の補助金を申請したら「ロケットは文科省の管轄なので不採択」
火薬使わないのが特徴なのに「でもそれだと役人さんは不安になるらしく」「少しでいいので、どこかに火薬を使ってくれませんか」
・「タマちゃん対策会議」にどの役所も出席を尻込みしたので→「アザラシに関する連絡会」と名前を変えたら、皆参加したブレイクスルー(?)を思い出した。
・謝礼がもらえなくなってもサインを拒否したファインマンさんを思い出した。
・こういうのって日本人の基本理念だと思うが。そこら歩いている普通の人も根強く持っている。
・#3 会社や地域などの組織・団体になると杓子定規のルール主義が出てくるけど、個人個人では以心伝心の「なあなあ」の姿勢が強くないか?
・タマちゃん→アザラシの肩書き変更や、「少しでいいので、どこかに火薬を使ってくれませんか」という発想は普通の日本人でもよくやる事だろう。特に金絡みになるとな。以心伝心と言ってもそれは人生に置いてどうでもいい物でしかない。
・#5 組織の中では普通に出てくる発想かもしれないが、「そこら歩いている」中で、そこまで日本人が教条主義、理性優先主義の理念なんか持っているだろうか。
・「同じ話を同じ理屈でもちかけたとき、役所の人によって「やります」「ダメです」の対応が分かれてしまっては、役所の仕事は回らないからだ。」
・車や家や保険なんて、そんな要求やオマジナイが数多くあると思うが。商品の質や本質とかよりイメージと形式だけの安心感な。あと自分と関わりのない物は無条件に排他する縦割り意識もな。日本人は体質的に小役人の集団だよ。だからこそ治安と規律に優れた国なんだけど。
・(tawiwo) の言うことは、まったくそういう理念を持ち合わせていない俺から見るとおかしく見えるが、大きなくくりで分析すると確かに日本人はそんな感じだよなあと思った。